2024 03,19 20:18 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2015 12,23 22:54 |
|
本日12月23日、天皇陛下は82歳の誕生日を迎えられました。
天皇陛下は誕生日に先立ち、記者会見をしました。 記者会見の中で、陛下は、先の大戦のことについて触れられ、戦争を知らない世代が増えたことに対して、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思う」と、日本国民に訴えかけられました。 また、陛下御自身が82歳ということに触れられ、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」「一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」とおっしゃいました。 当然、報道各社は今回のニュースを報道したわけですが、気になる点がいくつかありました。 まず上記2点目の陛下が82歳を迎えられ、年齢を感じることが多くなったということについて、天皇陛下が行事進行中に、段取りを間違われた点について具体的に映像を交えながら報じたことについて。天皇陛下が具体的にどのようなことを思って、そのようなご発言をされたのか、天皇陛下の真意を報じることは大切なことだとは思いますが、映像を交えて報道することまでは必要ないと思います。また、間違われたことについて「~と週刊誌に報じられたこともあった」と、週刊誌の報道を出して報じている点は、放送事業者としていかがなものかと考えます。 また、NHKはじめ民放各社に言えることですが、最近「皇太子ご夫妻」や「天皇ご一家」「~さま」などといった表現を用いて放送が増えたように思いますが、表現方法としては完全に間違っています。各社の言い分としては、国民の身近な存在になるような表現にしているといった具合だそうですが、本当にそうでしょうか?それが日常化してきて、いまや新入社員もそれが当然のように使っていて、「応用」だということをわかっていないんじゃないでしょうか。 応用にしても、良いというわけではありませんが。。。 この皇室についての表現方法のことは、竹田恒泰先生も時々指摘しており、最近は産経新聞も表現方法が変わったと言っています。皆さんも注意しながらニュースを見てみると良いと思います。 そんな疑問を持った12月23日でした。 と、これで終わらず、もうひとつ。 12月23日は天皇陛下の誕生日であるとともに、いわゆるA級戦犯が処刑された日でもあります。開戦の責任を取らせるつもりで処刑した連合国側と、敗戦の責任を取って処刑された英霊方。この12月23日という日は、当時の皇太子殿下の誕生日にいわゆるA級戦犯の処刑をすることによって、将来天皇陛下になった時、第二のナショナルデイとして(本来のナショナルデイは建国記念日である2月11日)祝日になっても、国民や天皇陛下が素直に喜べないだろうと、連合国軍側があらかじめ計画していたのです。 世間がクリスマスムード一色となっている23日、上記のようなことを考えると、毎年天皇陛下は素直にご自身の誕生日をお喜びになれないであろうと、私は非常に複雑な気持ちでこの日を迎えています。 喜びの12月23日、悲しみの12月23日。いずれにしても、日本文化に関心がなくクリスマスムードに浸る人々にはどうでもよいことなのでしょう。。。 PR |
|
| HOME | 忍者ブログ [PR]
|