2024 04,24 06:42 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2015 09,20 17:40 |
|
久しぶりの更新でございます。今回はこれまで発言を控えてきた安保法案に対する私の意見を述べたいと思います。
その前に、今回の意見はあくまで個人の意見であり、所属している日本会議その他団体の意見と若干異なる部分があると思います。保守派の団結力は?と囁かれている今日において、若干であっても団体の意見と異なる個人の意見を表明することについてどうなのかと、考えました。考えた結果、個人の意見を掲載することに決めました。誤解の生じないよう、特に注目されている「集団的自衛権」について、論点を絞って簡潔に掲載しましたので、ご一読いただければと思います。 【私論】安保法案(集団的自衛権)について、秀斗の考え。 1.集団的自衛権行使容認について 集団的自衛権行使容認には賛成です。これは日本の歴史や地理を勉強していれば、必要なことは簡単に判断できます。また集団的自衛権を含めた今回の安保法案可決は大変評価します。逆に反対している学生は、不勉強にも程があり日本の将来が心配です。 2.安保法案(集団的自衛権)は憲法違反か? 正直、憲法解釈の変更だけでは限界があると考えます。憲法学者が、立憲主義に基づく日本の制度上の観点から「憲法違反」と言うのには一定の理解をしますが、あくまで憲法学者からの観点に限ります。また一部憲法学者は反対運動に乗じて、国会の安保法案可決について「民主主義ではない」とか「多数決が全てではない」という発言をしていますが、これには一切同意できません。 3.「戦争法案」「戦争反対」と表現する若者に対して 安保法案が可決され、集団的自衛権行使容認に対して「戦争法案反対」「徴兵制反対」「戦争に行きたくない」「戦争に行かせない」などと表現していますが、集団的自衛権行使容認だけで即徴兵制というのは、必死に改正反対を訴えている憲法を勉強していない証拠です。日本国憲法では苦役の禁止を定めています。つまり、徴兵制が認められることはなく、一般の国民が海外派兵されることはなく、論点の飛躍といわざるを得ません。この戦争反対をほざいている学生と、憲法学上の観点から見ている憲法学者を、同じ反対派として見ることは少し難しいと考えます。もちろんアホな憲法学者もいますが。 4.メディアで使用される「強行採決」の表現について まず、なにをもって「強行」とするのかがわかりません。国会での議論は十分していると考えられます。衆議院では安保法案可決について、「賛成の議員を起立」としましたが、反対している議員も起立していたので、全会一致で可決されました。ここに「強行」という表現は妥当ではありません。これは国会議員の身分であるため、議会運営の決まりには従う必要があります。一方参議院の委員会ではダイブをする野党議員もいましたが、これこそ力を使った「強行」と表現すべき行為であると考えます。 5.野党の「民主主義ではない」発言について まず、日本は国民の選挙によって国会議員を選出し、選出された国会議員が国民を代表して国の運営をしていきます。すなわち、選出された国会議員一人ひとりで構成される「国会」は民意を反映した場所で、その各政党に所属する議員の比率も民意に反映されたものです。つまり、左翼が国会前で、国会内の議員活動について「民主主義ではない」と言うのは大きな間違いということです。そして民主主義とは必然的に多数決となります。ある弁護士は「民主主義ではなく、多数決主義だ」と言っていましたが、言っている意味がよくわかりません。だって「今日は何万人集まった、国民の意見だ」って言って、数で勝負しようとしてるから支離滅裂です。国民参加の選挙制度が確立され議会で議員が活動をする「議会制民主主義」が採用されている以上、日本は民主主義です。そして共産党は当然の如く、民主党やそれ以外の団体が目指しているものが「共産主義」だということがよくわかります。 6.憲法改正と集団的自衛権行使容認に反対する者へ 両方に反対する人は本当に不勉強な人です。本来であれば、憲法を改正してから集団的自衛権を認めるのが筋であると考えます。したがって、憲法学者が「憲法違反」だというのはわかります。しかし、それを抜きにして考えると、憲法を改正して日本軍を持てば、集団的自衛権という考えは必要なくなります。日本が軍を持てず、米軍に安全保障を担ってもらっている現状や周辺諸国と日本の関係を考えれば、集団的自衛権行使容認は必要なことです。北朝鮮がミサイルを発射したとき、その情報を防衛省がつかんだ相手は米軍でした。容認されれば国防上の重要な情報を米軍と共有できるようになり、より一層国防力の強化になります。 とはいえ、おそらく憲法違反だというなら憲法を改正すればいいんでしょ?となるかもしれませんが、今度は「憲法改正反対」「9条守れ」と言うに決まっています。 この法案を審議する際、国会で憲法学者が意見を述べましたが、憲法学者は全員が憲法違反だとして反対しました。しかし中身を見て見ると、与党側の学者は「憲法違反であるが、憲法を改正すれば問題なく、憲法を改正すべき」と、憲法改正派でした。一方、野党側の学者は「憲法違反で、断固死守すべき(現行の)憲法に違反するとは言語道断」として、憲法改正反対派でした。 つまり、同じ違憲でも理由が違うのです。テレビではそんな細かいところの議論までやりませんし、やってしまうと憲法改正の流れになってしまうので、そこまで突っ込まないのでしょう。 反対派はお祭り騒ぎをしていますが、皆さんは偏向報道に惑わされず、しっかり考えて行きましょう。 私は、安保法案賛成、集団的自衛権行使容認、憲法改正賛成です。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |