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2016 04,30 20:45 |
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今日は、とある方からお誘いを受けて、東京は永田町のお隣、平河町で開催された「TOKYO憲法トークライブ」に参加してきました。
登壇者は龍馬プロジェクト全国会会長の神谷宗幣先生やジャーナリストの井上和彦先生をはじめ、多くの若者で、憲法改正の議論に対する提言を発表していました。 数々の提言の中で主だったものを挙げてみます。 まずは憲法改正議論について、賛成派と反対派でそれぞれが集会を開き仲間内で頑張ろうと言っているだけでなく、賛成派と反対派は同じ場所でディベートを積極的に行わなければ議論が前に進まないと言うものでした。 確かに議論をしなければ前に進むことはできませんが、一方で反対派はデマを流し賛成派を陥れるような真似をしていることから、そのような状態では議論ができないという意見もあり、実現が難しいのが現状です。 次に、今回は憲法を改正しよう!という集会ではなく、憲法を改正するかしないかは個人の自由であるとして、それを判断する為に必要なことを勉強して、発信しよう!という趣旨の集会でした。よって判断する為にどうしたら良いかということですが、まずは改正するか否かの主体である「憲法」そのものを知らなければなりません。また、憲法を知る為には、国の歴史を知らなければなりません、ということです。 国の歴史を知るためには、歴史の勉強が必要になってきますが、学校の授業だけでは足りません。むしろ足りないどころか、間違いを教えています。正しい国の歴史を知って、初めて憲法改正の議論ができるということです。しかし前述したように、学校の授業程度の歴史教育では色々な意味で限界がある為、様々な人が様々な形で民間レベルで歴史教育に励んでいます。もちろん、最終的には学校教育の現場や教育指導要領を変えていく必要があります。 最後に憲法の家族条項についてです。憲法典の中で特に騒がれているのが非常事態条項や9条についてですが、24条の家族条項についても議論の必要があるところです。 今の日本国憲法では個人の尊重が第一と謳っており、家族の連帯については規定がありません。婚姻はお互いの合意のみで成立し、親族を巻き込んだものではないと、憲法は断言しているのです。しかし日本人の感覚からして、本当にそれが正しい状態なのでしょうか?結果家族は崩壊し、親が子を、子が親を、平気で殺害するような事件が多くなったように思います。そんな家族のあり方が希薄になってきたということで、この家族条項を見直して、改正憲法に明記しようという考えが普及し始めました。 ところが一方で、この家族のあり方が希薄になった現在、その考えを復活させようと憲法に明記したところで、日本人の感覚が戻るのかというと、そうとは言い切れない。もっとも昔の日本人は憲法に明記されていようがいまいが、家族を大切にすることは当然の事として受け止めていたから、意識が希薄な状態で憲法に明記しても意味がないのではないかという考えもあり、保守派の中でも議論が分かれているところです。 まとめると、憲法を知るためには、国の歴史を知る必要があり、、国の歴史を知るには学校の授業では十分ではのないということ。そして憲法を改正するにしてもそれを実現する為には、何よりも教育が一番大切であるということ。これが今日本人に求められていることなのではないかと考えます。 今回の集会は学生をはじめ、結構若い人が多いように思いました。そしてその若者が国の未来を考え、動き始めていることを知ることができました。このように憲法改正の国民投票に向けて議論や運動が活発になっていくとなると、国民一人ひとりが勉強をしていかなければならないと改めて感じました。 PR |
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