2024 04,26 18:26 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2014 11,26 18:11 |
|
今日は、日本会議後援の『中国密漁船団から小笠原諸島、日本の海を守れ!11、26緊急集会』に出席してきました。
小笠原村の窮状を訴えるべく、森下小笠原村長はじめ、漁業組合長、漁師の組合員、観光協会長、村民などなど3、40名程が出席し、各界代表者がスピーチをしました。 はじめに集会実行委員長で小笠原村議会議員の高橋氏の挨拶があり、その後日本会議国会議員懇談会会長の平沼先生から挨拶がありました。 また評論家としてテレビで有名な金美齢氏、その他多くの国会議員、地方議員の参加もあり、会場は断固として中国に立ち向かっていくという熱気に包まれました。というのは、若干語弊があるかもしれません。 私の個人的な感想としては、スピーチをした小笠原の住民、村議と中央の国会議員との間には微妙なズレがあるように感じました。特に小笠原漁協の石井副組合長は、国会議員の前で政府の対応の鈍さについてかなりきつめに発言し、「我々は政府の駒ではない!政府の為の国民ではなく、国民の為の政府だろ!」とも言っていました。また同じく漁協の組合員も、まともに漁ができないことについて、政府の対応に不満をもっていました。まぁ私の個人的な感想ですが、確かに今回の政府の対応には納得できていません。 罰金額を引き上げ、2、3日前に海上保安庁が方針転換をして積極的に逮捕するようになったことで、密漁船団が減ってきたという報道を目にしましたが、どう考えても遅すぎます。今では菅官房長官が海上保安庁の力の限界を認めていますが、私が海上保安庁へ電凸したときには、海上保安庁の担当者は「ちゃんと対応できており、逮捕後の対応についても政治判断はない。」と言い切っていました。これに対しては海上保安庁を責める気は一切なく、むしろ今回の対応も悪さは首相官邸の責任であると考えます。というより、このことに対しては、今日出席した参議院議員も官邸の対応が悪いとはっきりと言っていました。 政府官邸の対応にはものすごく不満があります。 「衆議院の解散中不測の事態があれば、参議院がしっかり対応します。」と、東京選挙区選出の中川議員が発言していましたが、政府は小笠原の住民の声をしっかりと組んで対応をしなければなりません。 特に今回の集会での発言で一番印象に残ったのは漁協の組合員のスピーチでした。 ある組合員の方は、珊瑚の密漁そのものも問題ではあるが、それによる影響を言っていました。というのも、一部報道でもあるように、珊瑚礁は周辺海域に生息する魚の家となっています。そして産卵場所ともなっています。中国漁船は珊瑚を根こそぎ網で巻き上げ、海底を更地にして行くそうです。すると海底にある魚の住家はなくなり、結果そこは漁場ではなくなってしまうとのことです。また中国漁船の乗組員はゴミや使えなくなった漁具を平気で海に放置、捨てて行くため、小笠原の島々の海岸線には多くのゴミが流れ着いているそうです。これによって島への観光にも悪影響がおこり、観光協会も悲鳴をあげています。 組合員はテレビ局の協力を得て、海底の状況を映像で見たそうですが、「砂漠のようで、涙が出た」と言っていました。 そして、最盛期よりも漁船が減ったからといって喜んでいる島民はおらず、数を0にしなければ意味がないとも言っており、まさに私もその通りだと思いました。台風が来たから、燃料が減ってきたから、中国当局が戻ってくるように言ったから、等々の理由で、漁船がちょろっと減ったらメディアは一斉に減った減ったと喜び、国民をその気にさせる。しかし、小笠原の村民は少しでもいれば漁業の妨害をされ、定期船運行の妨害をされ、上陸の可能性に怯え、まったく心の休まる時間は来ません。 また今回、村長はじめ多くの村民が永田町を訪れ、今日のような集会を開催したにあたり、本来の仕事を投げて1週間に1度の定期船に乗り、窮状を訴えに来たのは「少しでも可能性があれば、と思い来ました。」と言っていました。そして日本会議側ではこの声を政府官邸に届けなればならず、ひとりでも多くの国民にこの現状を知ってもらわねばならない、とまとまりました。 緊急集会の決議(案)は小笠原村議会副議長が読み上げ、採択となりました。この決議(案)は日本会議の代表者から官邸にて菅官房長官に手渡されます。 以下余談 今回は開始時間の少し前に会場入りしました。その結果席が足りず、前の脇の席に座ることとなりましたが、よく見える席でよかったです。また私のすぐ前の席が国会議員席で、ヒゲ隊長で知られる佐藤参議院議員、石原宏高議員、松原仁議員の方々がすぐ1メートル先にいる。そうだと思っていたら、その隣に評論家の金美齢氏が座り、緊張状態は極限に。そうこうしている内に、前を平沼先生が横切り、後ろを丸川珠代議員が通り抜け、結構遅めに行ったにも関わらず、良い席。というよりも、先日の日本会議内輪の関東ブロック大会より、お偉い方々が多すぎる。明らかに多すぎる。東京都議の先生はブロック大会でもお見かけしている方も何人かいらっしゃいますが。。。 あとは丸川珠代議員ですが、自分でこんな若輩者が恐縮ですが、なんてことを言っていましたが、そう言いながらスピーチの内容は考えて来たようなものではないし、小笠原の住民が窮状を訴えるスピーチをしている時に、笑いながら隣の人としゃべっていたり、寝ているように下に俯いていたり、会場に遅れて入ってきたり、なんなんすか?やる気あるんですか?と、聞きたくなる場面がありましたので、ご忠告差し上げます。 最後に、小笠原の海は日本の海です。小笠原の問題は日本の問題です。 政治 ブログランキングへ PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |